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碧南市

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市長のC・Sメッセージ

平成29年3月1日 職員改善提案件数は6年連続500件超

  市民の皆様、3月になりましたが、まだまだ寒い日も多く、体調管理に十分ご留意下さい。新年度に向けて、何かと忙しい毎日をお送りのことと思います。より一層のご活躍を祈念申し上げます。

 碧南市は、次のような内容で、平成28年度職員提案の募集を行いました。

               ■■■平成28年度職員提案募集概要■■■
 日ごろから行っている改善等の取組みで効果のあった提案、または、まだ取り組めていないが効果の期待できる提案を、次の視点において募集しました。
○市民満足度の向上 ○費用対効果の向上 ○歳入の増加 ○経費の縮減 ○負担の減少
○事務時間の短縮  ○問題の解決 ○職場環境の向上 ○メンタルヘルスの維持・向上

◎提案の区分
 ア 実施済事務改善 現在の職場で、概ね1年以内に実施した改善内容の報告
 イ 未実施提案   所属業務にとらわれず、自由で建設的な発想での政策的提案及び事務改善提案
 ウ 課題提案    @国民健康保険特定健康診査受診率を上げるには?
             A放置空き家をなくすためには?
             BFacebookのページへの「いいね」数を増やすには?
 エ 市民病院の部  市民病院所属職員の改善提案

◎「かわうそ通信」の発行=若手職員が職員提案を身近に感じ取り組んでもらえるように

◎昨年度との変更点
 @集中募集期間を例年11月のところ、8月に変更
 A評価コメントを含む一次審査全てを職員にフィードバック
 その結果を以下に報告します。

1 提案件数
合計664件
実施済事務改善 未実施政策的提案 未実施事務改善 課題提案 市民病院
332件 73件 205件 37件 17件

(1) 実施済事務改善
  金賞2件、銀賞4件、銅賞16件、授賞数合計22件
件名 改善内容 経費削減根拠
投票所入場券の宣誓書について 投票所入場券の裏面を宣誓書にし、事前に記入できるようにする。  
事前見積選定先の一部拡大 従前 4,159,800円(長期継続3年) 契約後1,509,840円(長期継続3年) 2,649,960円÷3年=883,320円
高齢介護課所管の委員会、会議の整理 @それぞれの委員会等を整理し、統合できるものは統合し、簡素化を図った。A議題がなければ中止する、複数の会議で同じ内容を議題にしない等の合理的な運営を図った。 高齢者見守りネットワーク推進委員会開催費用 223,000円

高齢者ほっとプラン策定委員会開催費用    132,000円

地域包括ケアシステム推進委員会開催費用    86,250円

認知症初期集中支援チーム検討委員会開催費用 179,500円
市民課窓口改良 @窓口を交付・会計、証明受付、住所・戸籍届、個人番号カード、外国人届出の5つに分け、案内板を設置した。A待合室及び記載台を市民ホールに移設した。B番号呼出システムを導入した。  
会議を時間内に終わり早く帰しましょう!! 会議の始まりの時間は、全員で決めたので会議のある日は、全員が時間に集まり始めることができている。会議録に開始時間が記入されていることもあり、時間に集まることを意識づけていると思う。そこで、会議の中の項目に話し合う時間を記入することにしてみた。話し合いの時間を決めて、会議を進めることで時間内に会議が終り、短い時間で話し合いをすることで、内容も充実すると考え実施している。 30分(1600円)×月4回×11人(参加保育士)×12ヶ月
認知症カフェ「ケアラーズカフェ れんげ草」の開催 平成27年度に認知症サポーターフォローアップ講座を開催。認知症カフェの見学を始めとした認知症施策を紹介。認知症カフェの運営に携わって頂けるような働きかけをおこなった。受講者のうち11名が認知症カフェ開催検討会に参加。半年間、参加者がカフェの検討を重ねる中でサポートを行った。また、参加者を大浜まちかどサロン指定管理者と結び付け、サロン自主事業として認知症カフェを開催することで新たな予算措置をすることなく、カフェを開催。現在14名がボランティアスタッフとして運営に携わっている。  
外国語版の申請書等の作成 外国人からの申請数の多い住民票と印鑑証明書の申請書はそれぞれ、ポルトガル語、英語、中国語、ベトナム語版を作成した。住民異動(転入・転出・転居)に伴う手続き案内チラシもポルトガル語版以外に英語版を作成し、届出人が自分で必要な手続きを確認できるようにした。  
敷地内樹木をシルバー人材センターの剪定業務講習会場として提供 シルバー人材センターの樹木剪定業務の講習用として場所を提供する。 シルバー人材センター
1300円/h(1人)×4人×4h×8%(事務手数料)=22,464円

トラック作業2200円/h×2人×1h+処分費10sにつき100円×200s=6,400円

合計 約29,000円
罹災証明交付台帳のアクセスデータベース化によるシステム化 一連の罹災証明書交付事務をシステムとしてアクセスでデータベース化した。 算定できない
課内の朝・帰りの当番制導入 1日単位で当番を決め、その当番が朝の準備や帰りの片付け作業を行うこととした。また、やる作業を朝と帰りで一覧表にし、行った作業にチェックを打ち、最終確認としてすべてにチェックが打たれたら、担当者がサインもしくは印を押すようにした。市民課には、昼当番があり、毎月昼当番表が各自に配られるので、その表に片付け当番の担当者氏名も載せることとした。難しい作業に関してはマニュアルを作成した。 1月出勤数5日×4週=20日 20日(1月)×12月=240日 

1日で残って片づけをしないといけなかった時間=15分 1時間1600円÷15分=400円

1日400円×240日=96,000円
児童発達支援ネットワーク事業 事業の実施を子どもの発達支援に関する専門知識を有する団体に委託し、各施設の巡回支援を行う。また、支援者のスキルアップのための講習会を行う。担当者会議等を行い、関係機関のネットワーク化を行う。  
投票所入場券の地図について 投票所入場券に、投票所の地図を記載する。またQRコードを印字しスマートフォン等で読み込むことで、投票所の場所がグーグルマップで表示され、より分かりやすく場所を示すようにする。投票所入場券の大きさは、入場券の裏面を宣誓書にするため、はがきサイズから封筒サイズへ変更するので、地図とQRコードの記載スペースは十分に確保される。  
2階にリソグラフ(印刷機)を配置換え 2階(会議室4・5の倉庫)に配置する。 なし
職員用備蓄の開始 平成27年12月補正予算で、新規に職員用の食料、水、簡易トイレを購入し、備蓄を開始した。  
早朝臨戸の実施 過去の住所を臨戸し、とあるアパートに目星をつけたものの、本人に会えなかったため、早朝(午前5時30分)に臨戸したところ、本人に会うことができた。  
土地調査資料のタブレット端末への切り替え  今回の契約より、タブレット端末に地図と必要な情報をセットアップしたうえで業者に納入してもらうこととした。全筆調査の際、紙地図の代わりにこのタブレット端末を持ち出し調査に活用する。タブレット端末は防水・耐衝撃で、カメラとGPSを搭載しているものを選定した。  
一部事業所の騒音振動測定報告義務の廃止 施設未設置の事業所から規制基準相当の騒音・振動が発生するとは考えにくく、工業専用地域に住宅は立地していないため周辺環境に与える影響は少ないことから、県民の生活環境の保全等に関する条例(愛知県条例)で定める騒音及び振動発生施設を保有しない38事業所に対し、騒音及び振動の測定義務を廃止した。 貸出前後の機器の確認時間及び窓口業務

 38事業所×年2回×2回(貸出時・返却時)×1分=152分

時給1600円×152分=4053円/年
口座振替不能の続くお客様の納付方法変更 他市の状況を調査したところ、手数料が依頼件数に対して発生する2市のうち、1市において3調定連続で振替不能が続いた場合、職権にて直接納付に変更しており、苦情も無いとのことであった。このことから、当市においても3調定(半年間)連続で振替不能となったお客様の納付方法を直接納付に変更することにより、口座振替手数料及び不能通知発行数の削減が可能と考えた。なお、対象のお客様に対しては、直接納付に切り替えたこと、申し出により口座振替に戻すことも可能であることを文書で通知し、理解を求めることとした。 平成28年5月より実施。

27年度5〜8月口座依頼件数合計(ゆうちょ除く)43,192件(手数料431,920円)

28年度5〜8月口座依頼件数合計(ゆうちょ除く)42,656件(手数料426,560円)

4か月で5,360円の削減
自家用電気設備の年次点検を直営化する。 第1配水場、第2配水場の年次点検を直営で実施するもの。(配水管理事務所は停電時間に制限(3時間程度)があり、職員2人+委託職員1人ではとても時間制限内では無理なので、電気保安協会等に年次点検は委託する) 第1配水場108,000円 点検委託料


第2配水場216,000円 点検委託料


学齢簿の電子化 COKASR−AdUのパッケージの学齢簿を稼動させた。 60人×5分=300分
市民課番号呼び出し方式導入 昨今はプライバシーの問題があり、番号で呼び出しをしている自治体が多い。庁舎の改造をしなくても、設置式の安価な簡易システムで対応可能であることが判明したため、導入。  
希少魚類(ネコギギ)繁殖プロジェクト 現在の飼育方法(水温、餌量、日長時間)など繁殖に係わる要素を洗い出し、飼育方法の見直しを行った。 啓発活動はお金に変えられないが、宣伝費としてみると(テレビ3社、新聞2社)大きな効果があった。


(2) 未実施政策的提案
最優秀賞1件、優秀賞なし、敢闘賞2件、授賞数合計3件
件名 改善内容 経費削減根拠
市営住宅を民間住宅へシフト 市営住宅を民間住宅借り上げへシフト。 建て替え費用、人件費の削減が見込まれる。 最優秀
システム系専門職員の登用 ある程度のシステム系の専門知識を持った職員の採用枠を設ける。採用した職員は、原則システム係若しくは基幹系システムを扱っている部署、または水道課など大きなシステムを持っている部署に配置する。採用は最初は数名、その後は数年に1名程度の募集で可能と考える。   敢闘
碧南市オリジナル婚姻届の作製 碧南市オリジナル婚姻届を作製して配布してみてはどうかと考えます。   敢闘


(3) 未実施事務改善提案
最優秀賞1件、優秀賞1件、敢闘賞12件、授賞数合計14件
件名 改善内容 経費削減 経費削減根拠
市内空倉庫の積極的活用 美術館企画展「山本富章展」(2016年10月15日〜12月4日)を実施するにあたり、連動して現代美術の作家の作品を蔵内で展示することとした。 0   最優秀
幼稚園、保育園における教材貸し借りの円滑化について 貸し借りをするようなものについて、各園でリストを作成してそれぞれの園に配布する。 0 財政的効果については具体的にはわかりません。 優秀
積極的な県費補助の受給に向けた取り組み 財源確保に向けて積極的に県費補助が受給できるように県費補助の要件である「新規性」について、アピールした。特に「地域連携企業防災力向上事業」については、県の危機管理課を訪問して、本市の取り組みを積極的にPRし、県の危機管理課から先駆的かつ新規性を補助金担当課である市町村課にフォローを入れてもらうようにした。 3,462,000 中小企業IT活用促進事業の事業費4,924,800円×1/2 =2,462,000円

地域連携企業防災力向上事業の事業費2,000,000円×1/2=1,000,000円
敢闘
ほっこり椅子の設置 投票所では、履物を脱ぐ会場では高齢者やお子さんのために履物が履きやすいように椅子を設置したところ、高齢者が多く利用しているのが見受けられ、とても良いことだと感じた。そこで、各施設で履物を脱いで施設を利用するところ(例:農業者コミュニティーセンター、臨海体育館アリーナ等)については、常設で履物を脱ぐところに椅子の設置をする。 0   敢闘
窓口対応している市民か否かの目印をつける カウンターに対応中がわかるような印。ちょっとした置物でよし、看板でもよしと職員の間で対応中がわかるような目印を設置する。 0   敢闘
下水道情報は下水道台帳システムで一元管理を 工事完成図書をデータ化し、それを下水道台帳システムに反映することにより下水道情報を一元管理する 640,000 埋設照会 2,400件/年 (10件/日×20日×12ヶ月)

2,400件/年×10分/件/60分=400時間

※あくまで窓口業務のみの効果であり、下水道情報の消失は必ず避けなければならない。
敢闘
公共施設予約システムへのORコードログイン スマートフォン用のQRコードを作成し、携帯電話からスムーズに登録できるようにする。 0   敢闘
ETCカード・衣浦海底トンネル・衣浦豊田道路利用届について 様式を変更し、「課長」を「所管課等の長(公所等の長を含む)」とし、館長決裁で可とする。 0   敢闘
市民健康教育講座のネット配信について 講座を録画し、ホームページ等でネット配信をする 0   敢闘
工事監査の実施  平成28年度から、工事に関する専門知識を有し、工事監査の実績がある「公益社団法人 大阪技術振興協会」に委託して工事監査を実施する。 0   敢闘
乳幼児健診の受診者数の均一化について 乳幼児健診の受診日の振り分けを、各月の対象数を半分にわけて、健診の案内(個人通知)に受診日を明記し、受診人数を均一化する。 0   敢闘
パワーポイントの市統一デザインを作成  碧南市としてのデザインテンプレートを作成し、説明資料の作成時にテンプレートを利用してもらう。 0   敢闘
ガルーンのスケジュールへの職員写真の掲載について ガルーンのスケジュールに各職員に画像を添付する機能があるので、職員名簿の写真を掲載する。 38,400 職員名簿の作成・チェックに要する時間は、3日程度なので、時間に換算すると24時間となる。経費に換算すると、職員平均単価1,600円×24時間=38,400円の経費削減を図ることができる。 敢闘
ハザードマップの更新 碧南市の災害の歴史や津波による浸水の時系列図など、これまでになかった情報を取り入れてストーリー性を持たせる。また、市のキャラクターのイラストなども盛り込む。 0   敢闘


(4) 課題提案
 課題提案については、授賞提案を決定せず、審査結果を関係課にフィードバックし、実施可能か検討する。

(5) 市民病院の部
 最優秀賞なし、優秀賞1件、敢闘賞1件、授賞数合計2件

(6) 団体賞
  所属施設等を含む課別単位において、職員1人あたりの提案率(提案数/人数)の高かった上位3団体を 団体賞として表彰する。
 1位 防災課(2年連続)、2位 経営企画課、3位 監査委員事務局


3 授賞提案の実施検討及び進捗管理について
 今後、授賞提案の実施検討を経営企画課から該当課に依頼し、実施可能か検討する。定期的に進捗状況を経営企画課にて確認していく。


 碧南市における職員提案制度は昭和36年から実施しています。
 私が市長になって以降、一貫して、市役所と市職員の目的は「CS(市民満足度)とCP(コストパフォーマンス=費用対効果)の最大化」であると訴え、日常的な改善・改革を促してきました。その結果の一つであると思いますが、制度の中身は、少しずつ変化しておりますが、職員提案件数は、600件程度となっています。今後ともの職員各自が、自発的に、より楽しく、生き生きと改善活動に取り組んでくれることを期待しています。

 ちなみに、過去17年間の提案件数は、平成12年度41件、13年度62件、14年度61件、15年度16件、16年度47件、17年度48件、18年度81件、19年度418件、20年度190件、21年度212件、22年度448件、23年度577件、24年度565件、25年度613件、26年度562件、27年度702件、28年度664件なので、6年連続500件超えとなりました。

 また、平成28年度、すでに実施済みで、金賞、銀賞、銅賞と評価された22件の提案の自己算定による経費削減効果額合計は約280万円でした。平成25年度は、実施済受賞提案30件の経費削減効果額合計は、約6,500万円、26年度は23件で約2,100万円、27年度は25件で約410万円でした。金額的には減ってきていますが、この4年間で約9,290万円削減したことになります。これは、毎年の経常的経費の削減になるわけで、小さな改善のようではありますが、長い間には、数十億円の違いが出てきます。この職員提案制度は単に経費を削減したり、収入を増やすことだけを目的としている訳ではなく、同時に市民満足度や職場環境の改善も対象にしていますので、そういった意味からも効果は大きいと思います。多くの職員が日々改善意識を持って仕事をしているか、そうではないか、年を重ねるに従って、大きな違いが出てきます。碧南市は、この面においても、「世界に誇る碧南市」を目指しています。

 今後とも、職員一同、市民の皆様の期待に応えて、誠心誠意、継続して改善に努めてまいりますので、市民の皆様のより一層のご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

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