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碧南市

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市長のC・Sメッセージ

平成28年1月4日 2016年年頭所感「世界に誇る碧南市を目指して」

 市民の皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様のご多幸、ご健勝を心よりお祈り致します。

 今年は丙申(ひのえさる)年です。申年は十二支の中で第9番目にあたります。申の刻は午後4時およびその前後2時間。丙は「形が明らかになってくる頃」を意味します。申は「果実が成熟して固まっていく状態」を意味します。従って、今年はこれまで頑張ってきたことが形となって現れてくる年ということになります。個人的にも全体的にも、どんなことが明らかになってくるか楽しみです。

私の市長2期目のスローガンは、「世界に誇る碧南市を目指して」です。2期目もあと4ケ月で終わります。私は現時点でも、全国シェアの高い順で白しょうゆ50%、屋根瓦21%、コーンスターチ14%、砂糖13%、いちじく10%ということで、これらについては、既に世界に誇れるものと言ってもいいと思います。また、次のような事柄は、碧南市は世界に誇ってもよいのではないかと思っています。

1.富の蓄積がある
碧南市の財政力指数(単年度計算)は、昭和54年度1.06、55年度1.13、56年度1.29、57年度1.27、58年度1.49、59年度1.51、60年度1.67、61年度1.71、62年度1.55、63年度1.55、平成元年度1.59、2年度1.42、3年度1.47、4年度1.46、5年度1.57、6年度1.54、7年度1.48、8年度1.44、9年度1.42、10年度1.50、11年度1.33、12年度1.31、13年度1.33、14年度1.59、15年度1.80、16年度1.73、17年度1.63、18年度1.67、19年度1.68、20年度1.74、21年度1.42、22年度1.18、23年度1.08、24年度1.01、25年度1.00、26年度1.03、27年度1.22であり、37年連続で1を超えており、その平均は1.43です。財政力指数とは、人口規模に対しての標準的支出に対しての収入額の比率を示す数値であり、1を超えて数値が大きい程、財政的に余裕があることを示します。財政力指数1.43ということは、人口7万2千名の碧南市が標準的行政運営を行う運営資金の1.43倍の資金があることを意味します。碧南市は37年間に渡って、1.43倍の豊富な資金を使って、市民病院、芸術文化ホール、図書館、海浜水族館、明石公園、美術館、無我苑、あおいパーク、世界的彫刻の市内各所への配置、児童センター等の各種公共施設の整備や中学校までの医療費や第3子以降保育料・幼稚園使用料の無料化等の福祉施策を行ってきたわけです。このことは、世界的にも希なことであると思うし、世界に誇れることと言っていいと思います。

2.世界的なものづくりの拠点の中に立地している
 碧南市を含む衣浦港背後圏(碧南市・西尾市・高浜市・刈谷市・安城市・知立市・豊田市、みよし市・半田市・大府市・常滑市・東浦町・武豊町・美浜町・南知多町・阿久比町)での総人口は、158万人であり、製造品出荷額は約23.3兆円(平成20年.12月愛知県統計)で愛知県全体の68%のシェアを誇っています。
 また、平成21年の工業統計によると、愛知県の製造品出荷額の全国シェアは約13%(約34兆円、全国は265兆円)で全国1位、うち、西三河地域(碧南市・西尾市・高浜市・刈谷市・安城市・知立市・豊田市、みよし市、岡崎市、幸田町)の総人口は、159万人であり、全国シェア約6.4%(約17兆円)で愛知県全体の50%のシェアを誇っています。
 平成21年の製造品出荷額の全国シェアは、2位静岡県5.7%、3位神奈川県5.6%、4位大阪府5.6%、5位兵庫県5.1%、6位千葉県4.7%、7位埼玉県4.4%、8位茨城県3.7%、9位三重県3.5%、10位東京都3.0%です。
 従って、衣浦港背後圏にしても西三河地域にしても、人口が160万人程度で、全国一の製造品出荷額を誇る地域に碧南市も属していることになります。この地域は、まさに自動車産業、航空機産業等の世界的な集積地と言っていい場所です。
 碧南市にも、出力410万キロワットで石炭火力としては、国内最大、世界最大級で愛知県内の消費電力量の半分を供給する中部電力碧南火力発電所、トヨタ自動車衣浦工場、豊田自動織機碧南工場、日新製鋼衣浦製造所、アイシン精機衣浦工場、アイシン辰栄本社港南工場、日本コーンスターチ衣浦工場、刈谷紙器碧南工場、伊藤忠製糖本社工場、マツダ衣浦流通センター等の大手企業が存在しています。
 このように、世界的なものづくりの拠点の中に立地しているということは、碧南市、碧南市民にとって大きな強みであり、世界に誇れることの一つと言っていいと思います。

3.健康寿命が長い
 健康寿命とは、健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間をいいます。厚生労働省が発表した平成22年度の数字では、全国平均でみますと、男性の健康寿命は、70.42歳、平均寿命は、79.59歳で、9.17歳の差があります。女性の健康寿命は、73.62歳、平均寿命は、86.35歳で、12.73歳の差があります。
 また、男性の健康寿命1位(71.74歳)の愛知県と男性の健康寿命47位(最下位、68.95歳)の青森県の差は、2.79歳、日にちに換算すると、2.79年×365日=1,018日となります。また、女性の健康寿命1位(75.32歳)の静岡県(愛知県女性は3位で74.93歳)と女性の健康寿命47位(最下位、72.37歳)の滋賀県の差は、2.95歳、日にちに換算すると、2.95年×365日=1076日となります。約1000日間、健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間が長いか短いかは、人の一生にとって大変重要なことであると思います。また、愛知県と東京都の健康寿命の比較をしてみます。愛知県男性の健康寿命は、東京都男性の健康寿命(69.99歳)より1.75歳、日にちに換算すると1.75年×365日=639日間、医者いらず状態が長いことが分かります。愛知県女性(74.93歳)では、東京都女性の健康寿命(72.88歳)より2.05歳、日にちに換算すると2.05年×365日=748日間、医者いらず状態が長いことが分かります。
 碧南市の高齢化率(人口に占める65歳以上の人の割合)は、平成26年9月末現在で、21.8%(71,871人中、15,724人)で、愛知県全体より1.4%(約千人)、国全体より4.1%(約3千人)少ない状況です。
 一方、後期高齢化率(人口に占める75歳以上の人の割合)は、平成26年9月末現在で、10.5%(71,871人中、7,610人)で、愛知県全体より0.1%(約70人)多く、国全体より1.9%(約千4百人)少ない状況です。このことから、碧南市では、高齢化率は低いが、介護や医療がより必要となる後期高齢者数は、愛知県平均であることがわかります。
 しかし、碧南市の高齢者は大変元気です。要支援・要介護での介護保険利用率は、平成27年3月末現在で、12.3%(65歳以上人口15,956人中、1,963人)で愛知県全体より0.9%(144人)、国全体より2.7%(431人)少ないのです。このことは、碧南市では、介護にかかる経費も相対的に少なく済んでいることを意味しています。現在、介護保険利用者の一ヶ月当たりの平均経費は約15万円、年間約180万円ですので、愛知県全体平均より144人×180万円=2億5,920万円、国全体平均より431人×180万円=7億7,580万円、介護保険利用金額が少なく済んでいるわけです。
 介護保険にかかる費用は、40歳以上の市民が支払う保険料で2分の1、国の負担金で4分の1、県と市の負担金でそれぞれ8分の1ずつ負担する仕組みとなっています。その結果、碧南市の介護保険料は、標準段階の月額で4,600円であり、県下38市中、安い方から5番目です。また、碧南市が負担する金額も愛知県全体平均と比較すると、年間3,240万円安く済んでいます。
 このように、碧南市は、健康寿命全国1、2位にある愛知県の中で、さらに元気な高齢者が多いということで、「健康長寿日本一」を実現しているかもしれません。日本は世界一の長寿国なので、ひょっとすると、「健康長寿世界一」を実現できているかもしれません。このことも世界に誇ってもいいと思います。

4.職員の改善提案が多い
 碧南市における提案制度は昭和36年から実施されています。私が市長になって以降、一貫して市役所と市職員の目的は「CS(市民満足度)とCP(コストパフォーマンス=費用対効果)の最大化」であると訴え、日常的な改善・改革を促してきました。その結果の一つであると思いますが、最近は、職員提案件数は600件程度となっています。まだ、大手の民間企業の提案状況の足元にも及びませんが、自治体レベルでは、おそらく、全国トップクラスです。改善意識が定着してくると、碧南市役所も日々進化することになり、市民の皆様の満足度も確実に上がってくると思います。また、毎年、億単位の改善効果がでます。このことも、世界に誇ってもいいことであると思います。
 過去15年間の提案件数は、平成12年度41件、13年度62件、14年度61件、15年度16件、16年度47件、17年度48件、18年度81件、19年度418件、20年度190件、21年度212件、22年度448件、23年度577件、24年度565件、25年度613件、26年度562件、27年度696件でありました。
ちなみに、平成26年度に受賞した実施済改善提案23件の経費削減効果は、合わせて約20,512千円でした。昨年9月1日から始めて、現在大ブレイク中のプレゼント付碧南市ふるさと応援寄付金制度もこの提案制度から生まれたものです。この制度で集まった寄付金は、今年12月半までで、約6億6千万円となり、愛知県内の自治体の中では、ダントツ1位、東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)でも1位の状態です。

5.碧南市藤井達吉現代美術館
 碧南市藤井達吉現代美術館は、オープン以来、8年目が経過しました。観覧者数は、平成20年度5万4千人、21年度4万5千人、22年度4万9千人、23年度6万1千人、24年度7万9千人、25年度7万9千人、26年度4万2千人であり、27年度は、オープン記念展(24,171人)、岡本太郎展(19,237人)、高村光太郎展(16,615人)に次ぐ歴代4位(16,321人)となる日本画の大家である竹内栖鳳展が開催され、11月から12月にかけて青木繁、竹久夢二、棟方志功などの絵と詩や宮沢賢治、正岡子規、北原白秋などの絵と詩が展示されますし、来年1月から3月にかけては、「マリー・ローランサン」展が開催されますので、平成24年度、25年度の観覧者数約8万人を超える盛り上がりが期待されます。
 碧南市の人口が7万2千人ですので、人口を超えた観覧者数ということになります。市外の観覧者が7割程度ですが、市の人口規模に対する観覧者数の割合は県や市が運営する公立美術館の中では全国一と思われます。従って、碧南市藤井達吉現代美術館も「小さくてもキラリと光る美術館」として世界に誇れると思います。

6.あおいパーク
 平成10年にオープン。全国的には野菜の産直施設や道の駅等は大変多くありますが、農地の中にあり、しかも周りの農地で収穫体験のできるあおいパークのような施設はあまりありません。来園者は、平成10年度67万人、11年度75万人、12年度86万人、13年度97万人、14年度106万人、15年度103万人、16年度109万人、17年度103万人、18年度108万人、19年度108万人、20年度117万人、21年度115万人、22年度108万人、23年度104万人、24年度106万人、25年度103万人、26年度102万人です。浴室入場者、収穫体験者はそれぞれ約5万人、レストラン「だいどころ」の利用者は約10万人と大変賑わっています。施設全体での売上高は約5億円といったところです。最近は特に、愛知県内外の保育園、幼稚園、小学校等の児童生徒が、農産物の収穫体験にたくさん訪れています。また、国内はもとより韓国、マレーシア、シンガポール、タイなどからも視察が多く訪れています。
 この施設は、来園者が多いことに加え、日本の農業を体験したり、味わったりできるということで、世界に誇れるものの一つであると思います。

 職員一同、今年も、全体的市民満足度(CS)と総合的費用対効果(CP)の最大化を自らの最大の喜びとしつつ、世界に誇る事項が一つでも多くなるよう頑張ってまいりますので、ご支援、ご協力をお願い致します。

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