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碧南市

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市長のC・Sメッセージ

平成24年9月1日 碧南市財政再スタート宣言

 市民の皆様、暑かった夏の余韻を味わいながら、それぞれに与えられた環境や仕事の中で、充実した毎日をお過ごしのことと思います。

 碧南市は、昭和54年度以降今日に至るまで33年間、財政力指数が1を超えた状態で市政運営を行ってきました。平成17年度では、1.72で全国一裕福と言われました。しかし、この財政力指数も平成25年度には1を割る状態となり、国から普通交付税をもらう立場となるもようです。
 
 碧南市がこれまで財政力指数が高かった理由は、臨海工業団地等に立地する企業の業績が好調であったこと、エネルギー関連企業の大規模な償却資産からの固定資産税が歳入として存在していたこと等です。リーマンショック以降、日本企業の業績は芳しくありません。また、エネルギー関連企業の償却資産の残存価額も大変小さくなっています。従って、今のような財政状況になっています。

 臨海部の企業群の業績は、今後良くなってほしいと期待しています。しかし、エネルギー関連企業の償却資産からの固定資産税については、新たな大規模な設備投資が見込めるまで、少なくとも20年以降先を待たなければなりません。

 したがって、今後の20年間については、碧南市は標準的な行政運営しか行えないといえるわけです。しかし、現在の碧南市の歳出内容は、標準的な歳出内容になっていません。次表に示すように、ここ数年間は、毎年多額の貯金(財政調整基金)を取り崩して、やっと運営しています。使える貯金はもう20億円程度しか残っていません。

平成13年度から24年度までの財政調整基金の積立額と取崩額等の推移(単位:円)

年度 積立額
取崩額
年度末基金残高
c(前年度c+a−b)
正味取崩額
d(b−a)
平成12年度     2,171,730,297  
平成13年度 920,222,000 1,238,210,000 1,853,742,297 317,988,000
平成14年度 625,314,000 632,187,000 1,846,869,297 6,873,000
平成15年度 1,353,155,000 66,351,000 3,133,673,297 △1,286,804,000
平成16年度 1,411,770,000 14,000,000 4,531,443,297 △1,397,770,000
平成17年度 689,820,000 711,720,000 4,509,543,297 21,900,000
平成18年度 2,140,013,210 117,847,000 6,531,709,507 △2,022,166,210
平成19年度 1,012,111,971 0 7,543,821,478 △1,012,111,971
平成20年度 1,574,214,335 502,255,000 8,615,780,813 △1,071,959,335
平成21年度 1,020,357,764 4,408,508,000 5,227,630,577 3,388,150,236
平成22年度 1,358,766,571 2,053,120,000 4,533,277,148 694,353,429
平成23年度 1,385,775,826 2,466,104,000 3,452,948,974 1,080,328,174
平成24年度 1,855,383 2,170,764,000    

注:平成23年度までは決算数字、平成24年度は予算数字

 平成12年度、13年度、14年度は決算ベースで、財政調整基金が20億円程度でした。その後、積み増しを行い、平成20年度には86億円(この中には、予定納税分でその後企業に返却した分が20数億円入っているので、実質は60億円程度)になりましたが、平成20年秋以降に発生したリーマンショックの影響のなか、税収がピーク時比、毎年50億円も減少する中、平均、毎年10億円程度の財政調整基金の取崩しを行い、4年間が経過しました。

 過去4年間についても、市民の皆様方には、経費節減に大いにご協力をいただきました。また、職員にも改善提案を積極的に行なわせ、大きな成果を上げることができました。しかし、毎年10億円程度の貯金を投入しなければならない状態が続いております。

 このまま、毎年10億円ずつ取り崩すと、平成26年度を持って、財政調整基金がゼロになってしまいます。

 貯金の取り崩し額を限りなくゼロにし、逆に将来のために貯金を増やしていかなければなりません。そのための取組を真剣に行う時がきました。行財政戦略プラン等に基づき、各歳出の見直しを行い、まずは、愛知県下の標準レベルまでの改革を徹底して実行してまいりますので、市民の皆様のご協力、ご理解を心よりお願いします。

「歳入不足は国から補填してもらえばよい」と思う人がいるかもしれません。しかし、国からの補填や起債の許可額は、標準仕様の部分だけです。碧南市の歳出内容を標準レベルまで落とさない限り、碧南市の今後20年間の展望は開けません。

 このため、市民の皆様に次のような「碧南市財政再スタート宣言」をいたしました。何卒ご理解、ご協力をお願いします。まず標準的な歳出レベルまでの改革を急ぎましょう。

碧南市財政再スタート宣言はこちら

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