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市長のC・Sメッセージ

平成24年2月1日 市長2期目に向けての所信

 市民の皆様、寒い日も多いこのごろです。インフルエンザや風邪にご注意いただき、元気で充実した毎日をお過ごし下さい。
 昨年12月議会で、議員さんの質問に答える形で、市長2期目に向けての所信表明を行いました。その内容について、お知らせします。

 質問:いつから、何がきっかけで敬天愛人を座右の銘にされたか。又、その自分の思いを問う。
 私の答弁:ご存知のとおり「敬天愛人」とは「天を敬い人を愛する」ということで、明治維新で活躍された日本史上最も私心のない政治家であり、思いやり深い人であったとの評価を受けている西郷隆盛が生涯守りぬいた言葉であり、私もかくありたいと思う一人であります。
 この言葉を座右の銘としたきっかけはということでありますが、私は若いときから、歴史小説が好きで、吉川英治の「宮本武蔵」、山岡壮八の「徳川家康」、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を始め、吉田松陰を題材とした「世に棲む日日」、西郷隆盛を題材とした「翔ぶが如く」、日露戦争時に活躍した秋山兄弟を描いた「坂の上の雲」等、から多くのことを学びました。これらの影響の中で「敬天愛人」が私の座右の銘の一つとなりました。

 私は、16年前に市議会議員になったわけですが、当時から、「良識と思いやりのあふれる市政を目指して」という政治理念を掲げさせていただきました。これは、「敬天愛人」の別の表現でもあります。
 良識とは歴史を経ても変わることのない道理、すなわち、「天」であったり、多くの人の議論によって練り上げられた結論であります。なお、「天を敬う」ということの中には、「自然万物に感謝する」という気持ちも含まれています。

 質問:3年8ヶ月、その業績で自負するものは何か。
 私の答弁:早いもので、来年の4月で4年が経過しようとしております。7つの公約を実現するため、誠心誠意市政を進め、一定の成果を上げることができたと思います。これもひとえに議会の皆様方をはじめ、多くの市民の皆様のご理解、ご協力によるものと、感謝申し上げる次第でございます。
 さて、この3年8ヶ月の業績で自負するものはということでございますが、第一には、安心安全に関する施策を前進させることができたと思います。
 福井県越前市や北海道由仁町と災害時相互応援協定を締結、各団体との災害時における応援協定の締結、数十ケ所におよぶ災害時一時避難所提供に関する協定の締結、消防団員の募集要項から年齢制限をなくし、市内在勤者でも可とした、新しく消防団員となる人に3万円の支度金を支給、棚尾小学校、大浜小学校等の耐震改築、防犯灯の大幅増設、通学路のカラー舗装化等、多くの安全安心に関する新たな施策を実施できたことには、大きな満足感があります。

 第二に、行財政改革の進展です。
 限られた財源の中でのC・S(市民満足度)とC・P(費用対効果)の最大化を目指すことを職員に訴え続け大きな成果を上げていること、例えば、大多数の職員が、元気ッスへきなん、大浜てらまちウォーキング、クリンピー、市役所敷地内草取りなどの行事にボランティア参加をするようになったこと、職員提案制度における提案件数が、22年度448件、23年度500件以上と大幅に増加してきていること、市民病院の業績が急回復してきたこと、固定的収支状況を大幅に改善できたこと等、大きな成果だと自負しているところです。

 第三には、発信力を大幅に強化できたと思っています。
 具体的には、市のホームページの内容の質的量的増強の実現、平成21年2月より市のホームページ上においてC・Sメッセージを、平成21年7月より市の広報上にC・Sコラムを、平成22年5月より市のメールシステムの中で市職員全員に対してC・Sコメントを毎月欠かさず自分で文章を書き、発信してきました。また、職員を対象とするC・Sミーティングや地区の皆様を対象とするCS地区ミーティングや各種団体の集会等においても自分の言葉で市長としての思いや考え方を述べてきました。市職員等を対象とする庁内で実施する研修会においても必ず10分〜20分にわたって、私の思いを伝えてまいりました。また、外部のメディアにも可能な限り登場し、碧南市のPRに務めてきました。これらの点においても、大きな満足感があります。

 第四としては、国や県との関係の中で、碧南市にとって重要な意味を持ついくつかの施策を前進させることができて、大変良かったと思っています。
 例えば、平成22年8月に衣浦港が全国103ある重要港湾の中で43の国の直轄事業を行うことができる重点港湾に選定されたこと、平成23年度愛知県予算の中で2千万円計上され、蜆川ポンプ場整備事業の実現が確実となったこと、伊勢土地区画整理事業が軌道に乗ったこと、子供用芝生サッカー場を整備できたこと、浜町交差点より西側6号地に抜ける道の敷設ができるようになったこと、大浜小学校北国道247号線の4車線化、臨海鉄道の不要鉄道陸橋の撤去等であります。

 第五としては、子育て世代の負担を軽減する施策を充実させることができたことも良かったことの一つであります。
 内容は、中学卒業時までの医療費の無料化、第3子以降保育料・幼稚園使用料の無料化、こどもプラザららくるにしばたの建設、児童クラブの開設時間の延長、1子あたり3万円の出産祝金支給、愛知県主管の児童養護施設整備、子育て情報携帯メールサービスの開始、等であります。
 これらについては、市のホームページにも掲載しておりますので、ぜひ、ご確認していただければと思います。
 今後も自負できる事項を多くあげられるよう努力してまいりますのでご指導、ご協力をお願い申し上げます。

 質問:現状の世相の中で、これから取り組むべき新たな課題は何か。
 私の答弁:現状の世相の中で、これから取り組むべき新たな課題は何かということでございますが、まず、3・11の東日本大震災という大きな災害に見舞われ、千年に一度とも言われる大津波が東北の東海岸を襲い、多くの尊い命が奪われたことから、官民一体となって碧南市民の大切な命を守る対策に本格的に取り組む必要を痛感しております。
 また、東日本大震災は、我が国の産業経済全体に深刻な影響を与えています。その速やかな復旧・復興は、被災地のみならず国全体の産業経済の再生のために喫緊の課題となっていることから、中小企業等に対する資金繰りや設備投資に対する支援など地域産業経済対策及び地域雇用対策に国・県とともに効果的、積極的に取り組んでいきたいと考えております。
 国内においてもまた世界的にも閉塞感の否めない状況下ではありますが、昨年策定した第5次総合計画に基づき、市民の皆様が安全な環境で安心して生活でき、併せて地方分権時代における新たな市民と行政の協働の形を形成しつつ、創造的で楽しさあふれるまちづくりを引き続き進めていくことが重要と考えております。

 質問:来年4月市長改選にあたっての所信表明は。
 私の答弁:先回の市長選挙の際に、マニフェストで「このままでは碧南市も破産する」と記載させていただき、選挙後の市議会定例会の一般質問でもこの破産に関するご質問がいくつかございましたが、その後のリーマンショックの影響などによる法人市民税等の落ち込みで、さらに危機的な状況となってしまいました。

 そこで、碧南市におきましては、市民生活に大きな支障をきたすことのないよう、市民のくらしと安全を守ることを第1に考える中で、財政健全化に向けて取り組んでまいりました。

 「入るを量りて出るを制す」を基本姿勢として、行財政戦略プランの策定、事業の見直しや廃止、人件費の削減等行なったうえで、将来に向けての投資的施策に取組むとともに、財政調整基金の取り崩しと市債の発行によってソフトランディングに努めてまいりました。

 全般的な状況は厳しいわけですが、碧南市の強さや特徴を最大限に生かすという考えの中で、安全安心で活気ある市民生活を実現するため、また、将来にわたっての安定的な財政状態を確保するため、碧南市第5次総合計画を着実に実行していくために、引き続き、誠心誠意市政運営に取り組んでまいりたいと考えております。

 従いまして、市長2期目につきましては、安心安全施策の更なる充実、市民病院の更なる改善充実、持続可能な市政の確立のための更なる行財政改革の推進、ポートアイランドの活用等将来の税収確保に向けての各種活動の強化、市民協働意識の拡大と更なる推進、発信力の更なる強化等を掲げ、多くの皆様方の御賛同を確認する中で立候補に向けての準備を進めてまいりますので、よろしく御理解くださいますようお願い申し上げます。
 以上、私の所信表明とさせていただきます。ありがとうございました。

 なお、2期目の公約(マニフェスト、具体的な政策)につきましては、現在市民の皆様からのご意見を頂戴しながら調整している段階であります。まとまりしだい、後日、当CSメッセージ等で市民の皆様にお知らせいたします。

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