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市長のC・Sメッセージ

平成24年1月4日 2012年 年頭所感

 市民の皆様、新年あけましておめでとうございます。輝かしい新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。皆様のご多幸、ご健勝を心よりお祈り致します。
 昨年は、60年に1回巡ってくる辛卯(かのとう)という年まわりでした。文字通り「辛い」1年でした。2月の鳥インフルエンザの流行、3月11日の東日本大震災の発生、福島原発からの放射能問題、9月の台風12号、15号来襲、11月にタイで発生した大洪水による日本企業への浸水被害、11月にギリシャ政府の財政破綻を契機に始まったヨーロッパの経済危機による史上最大の円高水準の継続等、大変な1年でした。

 中日新聞は、2011年の10大ニュースとして、海外編では、@北朝鮮金正日書記が死去、A「アラブの春」強権体制が崩壊、Bアルカイダのビンラディン容疑者殺害、Cタイ大洪水日系企業被害、Dドイツ原発閉鎖を決定、E欧州で財政危機拡大、Fニュージーランド地震邦人28人犠牲、G中国高速鉄道で落下事故、H米アップルジョブズ氏死去、I世界各地で反格差デモ、国内編では、@東日本大震災が発生、A浜岡原発が停止、B愛知県大村氏、河村氏W当選、C野田政権が発足、Dなでしこ世界一、E紀伊半島で豪雨、F大相撲で八百長問題、G円が戦後最高値、H放射能汚染広がる、I企業、家庭で節電策を挙げていました。それぞれ昨年の特徴を示しています。

 碧南市の2011年における10大ニュースをあえて挙げるならば、@震災復興支援のために宮城県塩竈市に事務系、技術系職員をそれぞれ1名ずつ計2名を継続的に派遣、A市内各地域の非木造3階建て以上の建物を対象に津波等における一時退避所の覚書を数十締結、B碧南市由仁町災害時相互協定の締結、C交通安全子ども自転車愛知県大会で西端小学校が8連覇達成、交通安全高齢者自転車愛知県大会で大浜上区高齢者グループが初優勝、D愛知県西三河地方税滞納整理機構の発足、E市民病院にコンビニがオープン、F大浜小学校の改築、G碧南緑地を子ども用サッカーグランドとして改修整備(海底トンネル上部)、H無我苑に梅原猛常設コーナーの新設、I小中学校の普通教室に扇風機を設置、となります。

 今年はどんな年になるのか、分かりません。それは、昨年起こった事故、事件について、その具体的内容まで見通していた人はいなかったことからも理解できます。世の中が複雑過ぎて、いくら超高性能なコンピュータを使ってシミュレーションを行っても、将来を正確に見通すことは不可能だと思います。我々としては、可能な範囲の中で常に最善の努力を傾注していくこと以外に選択の道はないようです。
 今年も、「他人を心身ともに傷つけない」「法律やルールはしっかり守る」「資源をムダ使いしない」「ウソはつかない」「いいかげんな情報に基づき他人の悪口をいわない」等いくつかの黄金律を守って、正々堂々と、誠心誠意生きていけば、全ての困難を乗り越えて行けると確信します。

 さて、年頭に当たり、2012年の市政方針について、お知らせします。
 基本的には、各部署においては、第5次総合計画、実施計画、年次予算に基づいて、最高の市民満足度とコストパフォーマンスを追求しながら、着実にその実行を行うことは、今年も変わらないテーマです。
 今後は、生産人口の減と高齢化の進展の中で、税収減と歳出増の方向へ進んでいくことは、ほぼ確実です。この問題をクリアする対策を着実に行っていかなければ、碧南市の未来は開かれません。そんな背景のもと、今年は、以下の事柄を重点事項とします。

 第一に、行財政戦略プランの実行や日々の改革改善を通して、最低の税収でも安心安全、福祉、教育等、固定的な支出を賄えるような財務構造を確立する努力を継続して行うこと。
 補助金等を縮減していく場合には、「市長が削れと言っているからカットします」という説明は絶対しないようにします。それでは、説明責任を果たしたことにはならないからです。どういう理由で縮減しなければならないかを誠心誠意、利害関係者に説明するようにします。

 第二に、市民協働のより一層の推進を行うこと。
 経費を削減し、それに比例して碧南市が低迷しては淋しい限りです。この課題を解決する方法は、7万3000名の市民や数千社ある民間企業の力をお借りすることであります。市民や企業の持てる能力、時間、場所、機械道具等を提供してもらう仕組みをうまく作り、これらのものを市民全体の財産のように使い活性化させることによって、税収はそれほどなくても、楽しくて大変盛り上がっている市政を実現することが、これからの方向であると確信しています。このことの実現のために、各部署知恵を絞り工夫の限りを尽くして、できることからどんどんと実行していきます。

 第三は、災害に強い街づくりを推進すること。
 このことは、3月11日に東日本大震災が発生し、当地区においても東海、東南海、南海等の3連動、5連動地震がいつ起きても不思議ではないと予想されています。市としては、これらの大災害に対して被害、特に人命被害を最小限に抑えることができる対策を早急に確立する必要があります。今年もこの対策について、精力的に推進していきます。

 第四は、発信力をさらに強化すること。
 市政に関する情報をできるだけ多く、できるだけ分かりやすく、市民の皆様や市外の皆様に知らせることは、行政にとっての永遠のテーマだと思います。マスコミの皆さんに協力して貰いながら、徹底して、各施策の売り込みを行います。そのためには、各部署で実施していることに、いかに新しい付加価値をつけるか、工夫改善を加えるか、独自性をアピールできるか、喧喧諤諤楽しく議論して素晴らしいものを創造してまいります。

 第五は、職員は公私ともに模範的行動を行うこと。
 昨年は、臨時職員による徴収金の着服や職員による私的時間中における交通死亡事故の引き起こしといった誠に遺憾な事件が発生しました。職員は公務員になった以上、公私の区別なく、市民に対して模範的な行動を要求されることは当然であります。今後は、このことについても、職員に十分に徹底し、二度と不祥事の発生しないよう努力してまいります。

 第六は、市民病院の完全黒字化を目指し、さらなる改革改善を行うこと。
 国による医療報酬改正、常勤医師6名増、改革プランの着実な実施、医師、看護師等の意識改革等の効果により、市民病院の平成22年度の決算は、医業収益64億1000万円(20年度57億3000万円、21年度55億1000万円)となり、対前年度9億円の増となりました。病院事業収益全体でも、75億1000万円(20年度66億6000万円、21年度66億万円)となり、対前年度9億1000万円の増となりました。病院事業費用(減価償却実施後)を差し引いた当期純損失は、2億円(20年度9億円、21年度7億6000万円)となり、対前年度5億6000万円の収益改善となりました。
 また、平成23年3月末までの碧南市民病院の改革プランの進捗状況では、アクションプラン実施のため設定された123項目の具体策のうち、計画完了が8項目、6.5%、計画どおりが65項目、52.9%、ほぼ計画どおりが37項目、30.1%となり、約90%の項目で大きな成果を出しています。その結果、増収効果8億3,500万円、経費削減効果5,100万円、合計8億8,600万円の経済効果があったとのことです。
 市民病院の完全黒字化まであと2億円の頑張りです。市民病院の職員の皆様には、ガンガンと楽しく改革改善を行ってもらい、早期の完全黒字化を達成し、市内外に大いに自慢してもらいたいものです。

 よりよい市政の実現のために、今年も職員一同誠心誠意努力してまいりますので、市民の皆様には、ご支援、ご指導の程、宜しくお願い致します。

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