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碧南市

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市長のC・Sメッセージ

平成23年11月1日 市長就任4年間を振り返って

 市民の皆様、過ごしやすい気候となりました。お元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。
 この度、国保年金課の臨時職員が滞納者からの国民健康保険税等52万円余を着服するという不祥事が発生致しました。現在、継続的に職員の意識改革を進めているところであり、晴天の霹靂(晴れた日に突然起きる雷、突然の大事件)であり、誠に遺憾(残念)です。市民の皆様の期待を裏切り、心よりお詫び申し上げます。再発防止の対策に万全を尽くしてまいります。

 さて、早いもので、私が市長に就任しまして3年半以上が経過しました。そろそろこの4年間についての総括を始めなければなりません。選挙時に掲げましたマニフェスト(公約)の実施状況の詳細は、市のホームページ「市長のメッセージ」の市長のマニフェストコーナー「主な実施・決定済み事項」欄に記載しておきましたので、是非ご覧下さい。

 私のマニフェストにつきましては、子育て支援施策等、碧南市単独で実施できる事項は、実施済み、実施中、実施に向けて着手のどれかとなっております。ポートアイランドの活用、産業道路の4車線化等、県や国の事業については、現在、一生懸命に要望活動を展開しております。市民の皆様から見れば、まだまだ不十分な点も多いかと思いますが、約束を守るという強い意識の中、この4年間努めてまいりました。

 ここでは、私の印象に強く残っている事項について、まとめてみます。

@平成22年8月に衣浦港が全国103ある重要港湾の中で43の国の直轄事業を行うことができる重点港湾に選定されたこと
 衣浦港は直前まで国が積極的に設備投資をしない港として位置づけられていたわけですが、国等への積極的な要望活動が実り、重点港湾に選定されたことの意義は、碧南市にとって大変大きいと思います。

A平成23年度愛知県予算の中で蜆川ポンプ場整備事業として2千万円計上されたこと
 碧南市平七地区の浸水は、過去何度も浸水被害が発生しており、蜆川のポンプ場の改築は長年の悲願でした。総工費21億円の事業でありますが、この度、2千万円の予算が付き、いよいよ愛知県の事業として、本格実施となりました。

B限られた財源の中でのC・S(市民満足度)とC・P(費用対効果)の最大化を目指すことを職員に訴え続け大きな成果を上げていること
 大多数の職員が、元気ッスへきなん、大浜てらまちウォーキング、クリンピー、市役所敷地内草取りなどの行事にボランティア参加をするようになったこと、30数年前から実施している職員提案制度における提案件数が、平成20年度190件、21年度212件、22年度448件、23年度500件以上と大幅に増加してきていることなどは、職員意識の変化の一端を表すものだと考えています。なお、過去の提案件数は、平成12年度41件、13年度91件、14年度61件、15年度16件、16年度47件、17年度48件、18年度81件、19年度418件でありました。

C市民病院の業績が急回復してきたこと
 国による医療報酬改正、常勤医師6名増、改革プランの着実な実施、医師、看護師等の意識改革等の効果により、市民病院の平成22年度の決算は、医業収益64億1千万円(20年度57億3千万円、21年度55億1千万円)となり、対前年度9億円の増となりました。病院事業収益全体でも、75億1千万円(20年度66億6千万円、21年度66億円)となり、対前年度9億1千万円の増となりました。病院事業費用(減価償却実施後)を差し引いた当期純損失は、2億円(20年度9億円、21年度7億6千万円)となり、対前年度5億6千万円の収益改善となりました。23年度も現在のところ22年度以上の成績となる見込みです。
 また、平成23年3月末までの碧南市民病院の改革プランの進捗状況では、アクションプラン実施のため設定された123項目の具体策のうち、計画完了が8項目、6.5%、計画どおりが65項目、52.9%、ほぼ計画どおりが37項目、30.1%となり、約90%の項目で大きな成果を出しています。その結果、増収効果8億3千5百万円、経費削減効果5千1百万円、合計8億8千6百万円の経済効果があったとのことです。

D市のホームページの内容を質的量的に飛躍させることができたこと
 市政に関する情報をできるだけ多く、しかも分かりやすく市民の皆様に提供することが、民主主義の基本であり、より良い市政を実現するために必要不可欠なことです。そのため市のホームページの充実にも常に意を注いできました。その結果、各部署が作成している内容も質量とも大変良くなったと評価しています。
 特に、私が主管している「市長からのメッセージ」コーナーについては、世界一を目指して内容等の充実に日々努力しています。その中身は、市長のマニフェスト欄に「マニフェスト」(公約内容)、「基本姿勢」(私の政治方針)、「主な実施・決定済み事項」(これまでに実施した各種施策)。C・S碧南データBOX欄には全国に誇れる碧南に関する事項を各ジャンルごとに整理して記載。現在もその中身と写真の充実に努めています。近い将来、「碧南市の特産品」コーナーを設けたいと考えています。市長のC・Sメッセージ欄には「C・Sメッセージ」(毎月初の市民の皆様向けの市政論文)、「C・Sコラム」(広報へきなんに掲載したバックナンバー)、「共有したい情報」(市民の皆様と共有したい市政に関する重要情報、現在39ページまで)、「交際費の執行状況」、「プロフィール」、「市長の1週間」、「C・Sダイアリー」と盛りだくさんな内容となっています。

E固定的収支状況を大幅に改善できたこと
 平成20年度は、12億3千万円、固定的支出が安定的収入を上回っていました。21年度は、6億8千万円、固定的支出が安定的収入を上回っていました。高齢化の進展等のため、扶助費等は増加しましたが、平成22年度は、給料、貸付金や各種経常経費削減を全職員上げて努力したかいがあり、21年度に対して3億6千万円、20年度に対して9億1千万円の改善となりました。あと3億2千万円程度改善を進めれば、固定的支出と安定的収入がほぼ同じとなり、碧南市は景気の変動に左右されず、大変安定した市政運営ができることになります。平成23年度においても、事業の廃止、人件費の削減、随意契約の見直し等、積極的、精力的に固定的支出の削減を行っております。平成23年度の決算に期待したいと思います。
 この間、時代的役割を終了したとか、費用対効果が低いという判断の中で廃止した事業は、車山みどり山荘事業、交通安全共済事業、社会福祉事業団事業、婚礼衣装貸出事業等です。

F伊勢土地区画整理事業が軌道に乗ったこと
 この地区の区画整理事業は、平成10年頃より準備が進められており、23年6月に区画整理組合の設立にこぎつけることができました。今後は、スケジュールに従って換地処分や道路整備等、着実な進展が期待されます。関係者の努力に対して心より感謝を申し上げます。

G棚尾小学校、大浜小学校等の改築ができたこと
 平成20年秋のリーマンショック以降、税収がピーク時比毎年数十億円程度減っていますが、行財政改革等を積極的に行う中で財源を捻出し、保育園保育室のエアコン設置、棚尾小学校校舎および体育館の改築、棚尾幼稚園園舎改築、臨海体育館屋根改修、大浜小学校校舎改築、全小中学校の普通教室に扇風機設置、等の投資的事業もできました。

H子供用芝生サッカー場を整備できたこと
 サッカー場の整備については、碧南市サッカー協会等よりの長年の要望事項です。現在2号地グランドを中心に各種試合を実施していますが、本格的なサッカー場の整備には至っていません。風の強さや整備費等の関係でなかなか難しい状況にあります。そんな折、衣浦海底トンネルの上部で愛知県が管理している碧南緑地に子供用の芝生サッカー場を設置することになりました。しばらくは、このサッカー場をしっかり使用してもらいたいと思います。

I浜町交差点より西側6号地に抜ける道の敷設ができるようになったこと
 産業道路の朝晩を中心とする渋滞を解消するため等に、かねてより産業道路から6号地へ通じる道の敷設を考えてきましたが、愛知県企業庁との交渉の中で、浜町交差点から西側へ6号地に通じる道路の敷設が可能となり、近く工事を行うところまでこぎつけることができました。この道は、災害時などにおいては、みどりインターによらずに、内陸側に避難するルートにもなり、工業団地に働く皆様の安心安全にも大きく寄与するものとなります。

J安心安全対策を前進させることができたこと
 この間、福井県越前市と災害時相互応援協定を締結、JAあいち中央と災害時食料品・生活必需品の供給協力に関する協定を締結、三河機工鰍ニ災害時仮設トイレ、仮設シャワーのリース協定を締結、愛知県トラック協会西三河支部碧南部会と災害発生時等における物資等の緊急輸送に関する協定を締結、碧南電設業協同組合及び愛知県東部電気工事協力会刈谷支部碧南地区と災害時応急復旧工事等の協力に関する協定を締結、川口結いの家・中部電力従業員川口寮・トヨタ自動車従業員寮と災害時一時避難所提供に関する協定の締結、消防団員の募集要項から年齢制限をなくし、市内在勤者でも可とした、新しく消防団員となる人に3万円の支度金を支給、防犯灯の大幅増設等、多くの安全安心に関する新たな施策を実施できました。
 愛知県の平成22年の人身事故件数は、51,161件で1千人当たりの発生件数は7.1件(21年は、6.9件)、碧南市の平成22年の人身事故件数は、306件で1千人当たりの発生件数は4.3件(21年は4.6件)、碧南市の人身事故発生率は、愛知県の60.6%(21年は66.7%)、5分の3(21年は3分の2)であり、6%ほど減少しました。
 愛知県の平成22年の刑法犯発生認知件数は、128,174件で1千人当たりの発生認知件数は17.3件(21年は19.7件)、一方、碧南市の平成22年の刑法犯発生認知件数は、827件で1千人当たりの発生認知件数は11.5件(21年は13.1件)、碧南市の犯罪発生率は、愛知県の66.5%(21年も66.5%)、3分の2です。これは、愛知県37市中32番目(21年は35市中31番目)でした。
 平成22年の火災発生の速報値によりますと、全国の出火件数は51,139件で人口1万人当たり4.1件、愛知県は3,197件で人口1万人当たり4.3件、碧南市の場合は、21件で、人口1万人当たりは2.9件であり、愛知県の火災発生率の67.4%、3分の2です。件数では、平成21年より7件の減となっており、愛知県下の平均に比べて大変少ない状態であります。

K子育て世代の負担を軽減する施策を充実させることができたこと
 中学卒業時までの医療費の無料化、第3子以降保育料・幼稚園使用料の無料化、こどもプラザららくるにしばたの建設、児童クラブの開設時間の延長、1子あたり3万円の出産祝金支給、愛知県主管の児童養護施設整備、子育て情報携帯メールサービスの開始、等を実施しました。

L子供の教育に成果を上げることができたこと
 現在、生徒指導上特別な注意が必要な生徒に対し、生徒指導対応非常勤講師を各中学校1名づつ計5名を配置、発達障害的な児童をサポートするために小学校24名、中学校1名、計25名のスクールアシスタントを配置、いじめ問題や不登校問題の未然防止や早期解決をはかるために教員を目指す大学生等をハートフレンドとして約20名小中学校に派遣、各小学校に1名づつ、中学校全体で1名、計8名の図書館司書の配置、小学校の国語、算数で少人数指導授業ができるように非常勤講師を計8名配置、等、碧南市独自の施策を行い、大きな成果を上げています。
 碧南市内での不登校児童生徒数の割合は、小学校、中学校いずれも西三河、愛知県、国と比較して大変低い割合となっています。20年度から22年度の3年間の平均値で比較してみても、碧南市小学校の不登校児童率は0.26%で、西三河0.31%の84%、愛知県0.38%の68%、国0.32%の81%、、碧南市中学校の不登校生徒率は2.25%で、西三河2.81の80%、愛知県2.97%の76%、国2.80%の80%です。
 いじめの発生状況も、すこぶる少ない認知率(児童生徒1,000人に対しての発生率)となっています。20年度から22年度の3年間の平均の認知率で、碧南市小学校は0.17%で、西三河2.41%の7%、愛知県1.07%の16%、、碧南市中学校は0.47%で、西三河2.59%の18%、愛知県1.79%の26%です。
 碧南市の人口は、愛知県全体の人口の約100分の1ですので、暴力行為についても100分の1程度、すなわち年間8〜11件程度発生しても普通ということになりますが、碧南市内では、中学校での暴力行為の発生はほとんどありません。

M堀川や油ヶ淵がきれいになったこと
 大浜から棚尾地区を流れる堀川は、下水道の整備、ヘドロの掘削回収、砂入れ等の効果が出て、最近では、はぜの遡上、カルガモの親子の遊泳等が見られるようになりました。また、「堀川の会」のメンバーが月に1〜2回ごみの回収のボランティア活動をしており、ゴミも大変少なく、川沿いの散歩道を散策したり、釣り糸をたらす市民が多くなりました。きれいな川は、現代人の憧れであり、心の癒しであります。今後ともきれいな川や海が実現できるようみんなで努力してまいりましょう。
 油ヶ淵の水質が大きく改善されています。平成22年度版の「碧南市環境の状況に関する報告書」によれば、平成21年度の油ケ淵のCOD測定数値の年平均値は、桟橋で5.1mg/L、見合橋で5.4mg/L。水質汚濁状況判断指標となるCOD75%水質値では、2地点とも6.0mg/Lという結果。ワースト順位では、過去に3位から5位くらいであったものが、平成19年度11位。20年度16位、21年度21位となり、改善されてきています。水質浄化に向けた取り組みは、油ヶ淵は県管理の2級河川として、平成6年度〜12年度にかけ、県と周辺市である碧南、安城、西尾、高浜市とで、「清流ルネッサンス21」として、ヘドロの浚渫、下水道整備などの取り組みを行いました。その後、第2期として、平成16年から「清流ルネッサンスU」事業として浚渫工事、覆砂工事、植生浄化工事を主な工事として行いました。また下水道整備も、当事業として位置づけられ実施しています。これらの22年度までの事業費としては、浚渫工事は58億6千万円、覆砂工事は11億1,900万円、植生浄化工事は2億2,300万円。下水道整備にかかった費用は21年度までで、碧南市の汚水分で約47億6千万円余でした。また、地元のボランティアグループによる清掃や葦刈り等が精力的に行われており、水質浄化や美化に大きな役割をになっています。

N貯金や借入金について健全な状態を維持できたこと
 平成21年3月末の碧南市の市民一人当たりの一般会計市債(借入金)残高は、13万6千円であり、県下4位、市民一人当たりの財政調整基金(どんな用途にも使える貯金)残高は11万7千円で県下2位でした。平成21年3月末の一般会計市債(借入金)残高は100億7千万円、平成23年3月末の一般会計市債残高は96億2千万円でしたので、2年間で4億5千万円借入金を減らすことができました。平成21年3月末の財政調整基金残高は86億2千万円、平成23年3月末の財政調整基金残高は45億3千万円でしたので、2年間で40億9千万円貯金を減らしたわけです。しかし、平成21年3月末の財政調整基金残高86億2千万円は、約17億6千万円の予定納税分が含まれており納入企業に返却したこと、平成21年度には従来は碧南市の収入であった大型償却資産に係る固定資産税約19億円を財政力指数が基準以上に高い故に愛知県に召し上げられたこと、等を考慮すれば、もともと平成21年3月末の財政調整基金残高は49億6千万円程度であったとも考えられるわけです。(大規模償却資産県課税分、平成20年度2億9,202万円、平成21年度19億185万円)
 平成20年秋のリーマンショック以降、税収がピーク時比毎年数十億円程度減っていますが、市民の皆様のご協力のおかげで、2年間で貯金を減らした金額が4億3千万円、借金を減らした金額が4億5千万円ということで、財政状況を悪化させることなく市政運営ができたことになります。今後もこの調子で頑張りたいと思います。

O市長としての思いや考え方をしっかり発信できたこと
 平成21年2月より市のホームページ上においてC・Sメッセージを、平成21年7月より市の広報上にC・Sコラムを、平成22年5月より市のメールシステムの中で市職員全員に対してC・Sコメントを毎月欠かさず自分で文章を書き、発信してきました。また、職員を対象とするC・Sミーティングや地区の皆様を対象とするCS地区ミーティング等においても自分の言葉で市長としての思いや考え方を述べてきました。市職員等を対象とする庁内で実施する研修会においても必ず10分〜20分にわたって、私の思いを伝えてまいりました。この点においても、この4年間、満足感があります。

P国や県等で多くの人と知り合うことができたこと
 この間、愛知県市長会副会長、愛知県衣浦港協会会長、名浜道路推進協議会会長、油ヶ淵改修促進期成同盟会会長、油ヶ淵水辺公園整備促進協議会会長等をさせていただき、国や県に頻繁に要望活動を展開しました。そして、これらの活動を通して多くの人と知り合うことができました。今後の市政運営に十分生かしていきたいと思います。

 

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