愛知県碧南市の公式ホームページへようこそ

碧南市

ひとのわで楽しさつくるみなとまちへきなん

トップページ < 環境課 < 環境の状況 < 油ヶ淵水生生物調査結果

油ヶ淵水生生物調査結果

 油ヶ淵の生息魚類等の種類組成を把握し、水質浄化対策資料に資するため、碧南市では5年に1回、夏季と冬季に油ヶ淵の水生生物調査を実施しています。次回は平成30年度に予定しています。

平成25年度油ヶ淵水生生物調査について

 (1)調 査 日 :平成25年8月28日及び同年11月19日
 (2)調査場所:油ヶ淵及び流入河川
 (3)調査方法:建設省 河川水辺の国勢調査マニュアル(ダム湖・湖沼・魚介類調査編)の魚類調査に準ずる方法
 (4)調査項目:魚類等捕獲種名、捕獲個体数(割合)、捕獲個体の全長、調査時の天候・気温・水温、透視度
 (5)調査結果:調査結果一覧表(PDF:63KB)調査票(PDF:125KB)種別生息環境等資料(PDF:114KB)

 今回の調査で魚類は13科24種、魚類以外の生物は3種確認されました。全体に汚濁に強い種か、塩分に対して広く適応できるものが多く、特にフナ類が多く見つかりました。そのうち、特定外来生物※1であるカダヤシ・ブルーギル・オオクチバス(通称:ブラックバス)、要注意外来生物※2であるタイリクバラタナゴ・ミシシッピアカミミガメが確認されました。また、国内外来種と思われるワカサギ・ハス・ゲンゴロウブナが確認された。「日本の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータブック)」に記載されているゲンゴロウブナとウナギ{絶滅危惧IB類(EN): IA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種}、ドジョウ{情報不足(DD):評価するだけの情報が不足している種} が確認されました。

 ※1特定外来生物とは、海外起源の外来種であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。特定外来生物に指定されたものには、飼育、栽培、保管、運搬、輸入、譲渡、販売、野外へ放つ、植える及び蒔くこと等が禁止されています。これらの規則を違反すると罰則が科せられることがあります。
 ※2要注意外来生物とは、外来生物法の規制対象となる特定外来生物や未判定外来生物とは異なり、外来生物法に基づく飼養等の規制が課されるものではありませんが、これらの外来生物が生態系に悪影響を及ぼしうることから、利用に関わる個人や事業者等に対し、適切な取扱いについて理解と協力をお願いするものです。
 ※3国内外来種とは、国内の他地域から人為的に持ち込まれた生物種をいいます。外国種の国内移入とともに、生態系や生物多様性に及ぼす影響が問題になっています。

    
     事前に仕掛けた網上げ作業          投網で捕獲している様子

  
    油ヶ淵に多く生息しているボラ              オオクチバス(特定外来生物種)

  
   タイリクバラタナゴ(要注意外来生物種)               ワカサギ

 (6)考 察:
   ア 平成20年度調査で初めて確認されたヌマチチブが本年度調査でも確認された。近隣の田圃・水路から
     移動し定着したと考えられる。
   イ 過去の調査で確認された特定外来生物のカダヤシ・ブルーギル・オオクチバスの3種については今回調
     査でも確認され、定着していると思われる。
   ウ ウシガエルについては今回調査では確認できなかったが、油ヶ淵漁業協同組合にまだ生息していると報
    告された。
   エ 要注意外来生物のタイリクバラタナゴ・ミシシッピアカミミガメの2種については今回調査でも確認され、
     定着していると思われる。
   オ アメリカザリガニ・カムルチー(通称:ライギョ)については今回調査では確認できなかった。カムルチーに
    ついては油ヶ淵漁業協同組合も見かけなくなったとのことである。
   カ 平成10・15・20年度調査で確認されたアユとギギが今回調査で確認されなかった。
   キ カマツカ・ドジョウは底に棲む習慣なので、底質によって生存が左右される。カマツカは平成15・20年度調
     査に続き今回調査でも確認できなかったが、ドジョウは今回調査で確認された。
   ク 海域からの影響によって確認される種が変わっていた。平成5・10年度調査で確認され、平成15・20年度
     調査に確認されなかったヒイラギ(通称:ゼンメ)が今回調査で確認された。
   ケ 魚食性の外来生物のブルーギル・オオクチバスが今回調査で確認され、定着したようである。ヨシノボリ類
     等の小型魚種への影響が危惧される。
   コ カダヤシが沿岸帯で多く確認できたが、メダカに関しては本年度調査で確認できなかった。カダヤシによっ
     てメダカが駆逐されたと思われる。

 (7)生物学的水質判定:
 下表に1989年度に行われた名古屋市内の河川の魚類調査において、 河川に出現した魚種とその出現地点のBOD範囲を示す。平成15年度調査からカマツカが確認されなくなった。この表より油ヶ淵の水質はBODで5〜10mg/lと推測されるが、コイ・フナ類が特に多いことより8mg/l程度と思われる。昨年度水質調査結果の年間平均ではBODは8mg/lより低かったが、CODにおいて同程度となっていた。
               

調査結果の経年一覧表について

   平成5年度から平成25年度の経年一覧表はこちらです。(PDF:102KB)

問い合わせ先

碧南市役所 経済環境部 環境課 環境保全係
電話番号 : 0566−41−3311(代) 内線395・396
E−Mail : kankyoka@city.hekinan.lg.jp